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アンワル首相、「一つの中国」政策を堅持

アンワル首相、「一つの中国」政策を堅持

2026.08.21 政治・社会

アンワル・イブラヒム首相は8月20日、マレーシアが従来から維持してきた「一つの中国」政策に変更はないとの立場を改めて示した。アンワル首相が国際ニュースメディア「アルジャジーラ」のインタビューで、台湾を中国の一部とする趣旨の発言をしたことを受け、台湾側から反発が出ていた。これに対し首相は、マレーシアの対中政策は長年にわたって一貫しており、今回の発言も従来の外交方針に沿ったものだと説明した。

アンワル首相は、マレーシアが「一つの中国」政策を支持してきたのは最近のことではなく、トゥン・アブドゥル・ラザク元首相の時代から続く外交方針だと説明。台湾海峡を巡る問題については、対立や緊張の激化ではなく、平和的な解決を支持する姿勢を示した。

一方、台湾側では首相の発言に対する懸念が広がっている。マレーシアの台湾系経済団体からは、発言が両地域の経済関係や台湾企業によるマレーシアへの投資に影響する可能性を懸念する声も出ている。特に半導体や電気・電子産業など、台湾企業の進出が進むマレーシアにとって、外交関係と経済関係のバランスが重要となる。

中国政府は一方、アンワル首相の発言を評価している。マレーシアはASEAN議長国として中国との関係を重視しており、今回の発言を機に、マレーシアの対中外交や台湾との経済関係がどう推移するかが注目される。

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