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マレーシア人が関与したとされる大規模なオンライン投資詐欺を巡り、被害を訴える外国人300人以上がマレーシアを訪れ、救済を求めていることが明らかになった。
被害者の代理人弁護士によると、被害総額は約80億リンギ(約3,200億円)に上るとされる。被害者は主に中国人を中心に、台湾、韓国、タイ、ベトナムなど複数の国・地域に及んでいる。
問題となっているのは「High Inspirations」と呼ばれる投資案件で、2018年ごろから始まったとみられる。高利回りをうたい資金を集めたが、その後出金停止などの問題が発生したとされる。
この投資話は、月利最大5%の高収益をうたって資金を集め、初期段階では実際に利益の引き出しも可能だったため、多くの投資家が追加資金を投入した。しかし2021年ごろからサイトに不具合が発生し、出金ができなくなるなど異常が表面化。その後、最終的にサイトは閉鎖され、投資資金の大半が失われたという。
被害者の多くは中小事業者や会社員で、長期間にわたり資金を投入していたケースも多いとされる。今回、被害者らはマレーシア当局に対し、関係者の責任追及と資金回収に向けた対応を求めている。
今回の事件は、国境を越えた大規模な投資詐欺の一例として、マレーシアの金融犯罪対策や国際的な捜査協力の重要性を改めて浮き彫りにしている。