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ナジブ元首相の妻ロスマ・マンソール氏が、レバノンの宝石商に約6750万リンギ(約26億円)を支払うよう命じられた判決について、執行を一時停止するよう求めている問題で、クアラルンプール高等裁判所は12日、申請に対する判断を示す予定だ。
この訴訟は、レバノンの宝石会社Global Royalty Trading SALがロスマ氏に貸し出した宝飾品をめぐるもの。同社は、ネックレスや指輪、ブレスレットなど44点を送ったものの、そのうち43点が返却されていないとして、代金の支払いを求めていた。
高等裁判所は今年、ロスマ氏に対し、返却されなかった宝飾品について約6750万リンギを支払うよう命じた。これに対しロスマ氏側は控訴するとともに、控訴の結果が出るまで支払い命令の執行を停止するよう申請している。
弁護側は、ロスマ氏の銀行口座には約10万リンギしかなく、直ちに支払いを行うことは困難だと主張。また、控訴審で判決が覆った場合、レバノンに拠点を置く宝石会社から支払った金額を確実に回収できる保証がないことも、執行停止を求める理由として挙げている。
ロスマ氏をめぐっては、ナジブ元首相の在任中に取得した資産などをめぐり、これまでも複数の裁判が続いてきた。今回の高額な宝飾品をめぐる訴訟も、マレーシア国内で大きな注目を集めている。