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マレーシア・サバ州センポルナ沖のサンゴ礁で、有害なオニヒトデ1300匹以上が駆除された。海洋保護団体「Reef Check Malaysia」が発表した。
被害が確認されたのは、タバワン島(Tabawan Island)とアダル島(Adal Island)周辺の海域。オニヒトデの大量発生によりサンゴ礁への深刻な影響が懸念されたことから、6月1日から2日にかけてダイバーによる緊急駆除作業が行われた。2日間で計1318匹が除去され、内訳はタバワン島周辺が742匹、アダル島周辺が576匹だった。
オニヒトデは生きたサンゴを主食とし、大量発生すると広範囲のサンゴ礁を食い荒らすことから「サンゴ礁の天敵」とも呼ばれる。今回の発生では、水深の異なる複数のエリアで確認され、被害拡大のリスクが高まっていた。
また、このヒトデは鋭いトゲに毒を持ち、人が触れると強い痛みや腫れなどの症状を引き起こすことがあり、ダイバーにとっても危険な生物として知られている。
同団体は「早期発見と迅速な対応が重要」と強調し、今後も継続的な監視と必要に応じた駆除を進める方針を示した。
センポルナ周辺は世界的なダイビングスポットとして知られ、観光や漁業にとって重要な海域。専門家は、気候変動によるサンゴ白化に加え、オニヒトデの増加がサンゴ礁にさらなる負担を与えていると指摘している。