ホームマレーシアニュース保健省「イベルメクチンはコロナ治療への有効性なし」-2021/11/09
保健省「イベルメクチンはコロナ治療への有効性なし」-2021/11/09

保健省「イベルメクチンはコロナ治療への有効性なし」-2021/11/09

2021.11.09 コロナ
米製薬大手メルク・アンド・カンパニー製の寄生虫駆除薬イベルメクチン(ストロメクトールR錠3mg)が新型コロナウイルス感染症の治療に有効だとされる見解が広がっていることから、マレーシアの臨床研究所(ICR)が改めて臨床試験を実施した。
その結果に基づき保健省は11月5日、「イベルメクチンはコロナの重症化を防げないため、治療には使用できない」との見解を発表した。
臨床研究所は、コロナの軽症患者(カテゴリー2)、及び肺炎を発症している患者(カテゴリー3)の計500人に対する臨床試験を実施。発症してから1週間以内にイベルメクチンの投与された結果、重症化を防げるか否かを調べた。その結果、各種指標をみても有意な結果は得られなかったという。
なお、世界保健機関(WHO)はこれまでに「イベルメクチンをコロナ治療薬として使用することは臨床試験以外では、推奨されない」とする声明を発表している。
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