関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
オーストリアの高性能プリント基板(PCB)メーカーAT&Sは15日、AI向け半導体需要の急拡大を背景に、マレーシア・ケダ州クリムの製造拠点へ最大20億ユーロ(約3,700億円)の追加投資を行う方針を明らかにした。
同社は現在、クリム工業団地で先端IC基板および高性能パッケージ基板の生産を進めており、今回の投資は今後数年間にわたり段階的に実施される見通しだ。
AT&Sのアンドレアス・ゲルステンマイヤーCEOは、AIサーバーや高性能コンピューティング市場の急成長によって、先端半導体パッケージ基板の需要が大幅に拡大していると説明。マレーシア工場は今後の成長戦略において重要な役割を担うとの認識を示した。
同社はすでにクリム工場への大型投資を進めており、主要顧客には米半導体大手の AMD などが含まれるとみられている。AI向けデータセンターやクラウドインフラ向け半導体需要の拡大が、設備投資を後押ししている。
近年、マレーシアは半導体後工程や電子部品製造の世界的拠点として存在感を高めている。特にペナン州やケダ州には世界有数の半導体関連企業が集積しており、政府も国家半導体戦略を通じて海外からの投資誘致を強化している。
業界関係者は、AI関連半導体の需要が今後も拡大するとの見方を示しており、マレーシアがアジアの先端半導体サプライチェーンにおいてさらに重要な地位を確立する可能性があると指摘している。