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マレーシア政府が格安航空会社エアアジア(AirAsia)の財務状況を注視する中、同社の国内線を必要に応じて他社が引き受けられるか、マレーシア航空(Malaysia Airlines)とバティック・エア(Batik Air)に確認していると、ロイター通信が報じた。
協議は財務省や空港運営会社マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(Malaysia Airports Holdings Bhd=MAHB)などが参加するシナリオ検討の一環。エアアジアは国内線市場の約60%を占めており、政府は同社の経営状況が航空ネットワークに与える影響を警戒している。
エアアジアは燃料価格の上昇などでコストが増加しており、6月末までの四半期には8億3100万リンギの純損失を計上した。6月末時点の流動負債は184億リンギに上る。一方、同社は資金調達を進めるとともに、不採算路線の削減や旧型機25機の返却など、コスト削減策を進めている。
マレーシア航空とバティック・エアは、エアアジアの事業全体を取得するのではなく、必要に応じて路線や旅客需要を段階的に引き受けることが可能との考えを政府側に伝えたという。
バティック・エアも16日、必要になれば航空機を迅速に投入し、国内線需要に対応できるとの考えを表明した。ただ、現時点でエアアジアの国内線を他社へ移管することが決まったわけではない。