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マレーシア航空は21日、運航の安全性向上を目的に、国際航空運送協会(IATA)が提供する「IATA Operational Safety Leadership(IOSL、運航安全リーダーシップ・プログラム)」を導入したと発表した。安全管理体制を一層強化し、運航リスクの低減と継続的な安全性向上を目指す。
IOSLは、航空会社の経営陣が主体となって安全文化を醸成し、リスク管理や意思決定の改善を図るためのプログラム。従来の安全監査制度に加え、経営レベルで安全性を継続的に向上させることを目的としている。
マレーシア航空は、同プログラムの導入により、運航データの分析やリスク評価を強化するとともに、各部門が連携した安全管理体制を構築する。経営層が安全管理に積極的に関与することで、組織全体の安全文化の定着を図る考えだ。
親会社のマレーシア・アビエーション・グループ(MAG)は、安全性を事業運営の最優先事項に位置付けており、今回の取り組みもその一環として実施する。航空需要の回復が進む中、安全性と運航品質のさらなる向上を通じて、利用者からの信頼強化を目指す。
IATAは、IOSLを通じて航空会社が安全性を企業文化として根付かせることを支援しており、世界の航空業界で導入が広がっている。マレーシア航空も国際的な安全基準に沿った運航体制を整備することで、競争力の強化につなげたい考えだ。