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マレーシア統計局の最新データによると、サラワク州は2024年、全国の州政府の中で最も高い歳入を記録した。歳入総額は約142億リンギ(約5,500億円)に達し、州政府として最大の財政黒字も記録した。
サラワク州に次いで歳入が多かったのはサバ州の約68億リンギ、3位はセランゴール州の約29億リンギだった。サラワク州の歳入は2位のサバ州の2倍以上となり、東マレーシアの2州が大きな差をつけている。
サラワク州の高い歳入を支えているのが、石油・天然ガスをはじめとする資源関連収入だ。州政府は石油・ガス関連製品への州売上税などを通じて収入を確保しており、近年は資源収入の増加を背景に財政基盤を強化している。
サラワク州政府はこうした財政力を生かし、インフラ整備や教育などへの投資を積極的に進めている。2026年からは州内の高等教育機関で学ぶサラワク州民を対象とした無償教育政策も開始されており、豊富な財源を住民向け政策に振り向ける姿勢を強めている。
一方、石油・ガスなど天然資源への依存度が高いことから、国際的な資源価格の変動が州財政に与える影響も注視される。サラワク州は近年、資源収入を将来の成長につなげるため、政府系ファンドの設立など資産運用にも力を入れている。