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ASEAN専門気象センター(ASMC)は8月17日、今月始めから15日までの間に、サラワク州での野焼き77か所を確認した。同州政府は州都クチンで16日午後2時に、「不健康」レベルに近い大気汚染指数(API)91が検出されたと明らかにした。
同センターの報告によると、野焼きが最も多かった日は8月1日で、同州で36か所見つかった。また、1月から7月まで同州では195か所で野焼きを確認。インドネシアのカリマンタン島では同時期に2820か所、8月前半の2週間は2153か所で野焼きが行われており、8月5日には376か所と最も多かった。
同州と隣接するインドネシア側のカリマンタン南部や中部では現在、乾燥した天候が続き、火災が発生しやすい。このため、さらに野焼きの火元やヘイズが発生する危険性があるという。
サラワク州南部ではAPIが「中度」レベルに達しており、マスクの着用などが望ましい。