ペナン保健局 老舗のパン工場と製麺所に閉鎖命令-2021/11/25
2021.11.25 政治・社会ペナン州保健局は11月24日、ジョージタウンのジャラン・クダにある創業50年のパン工場に2週間の閉鎖命令を下した。工場への監査でプラスチックの包装にネズミの糞が見つかるなど不衛生だったため。
この工場は錆びついたパン製造設備を使用していたほか、ハラル認証を取得していないにもかかわらず、パンの箱にハラルロゴを入れていたことも判明した。
食品安全保証プログラムで定められた工場内の清潔度を満たしておらず、食中毒を引き起こす可能性があるとしている。
同工場では昨年も同様の違反行為が発見され、このときは警告書が発行されていた。しかし、ほとんど改善されていなかったもようだ。
同保健局はまた、ジャラン・ピンタル・タリにある製麺所にも同日に監査に入った。この製麺所は創業80年を越える老舗だが、工場内の床には商品の麺が放置され、商品ラベルも包装に貼られていなかったという。食品安全性の基準に満たしていないことから衛生状態の改善を命じ、2週間の閉鎖処分が下された。