アフリカ豚熱 マラッカでも流行-2021/12/27
2021.12.27 政治・社会獣医サービス局は12月25日、マラッカ州マスジッド・タナー郡にある7つの養豚場でアフリカ豚熱(ASF)が検出されたと発表した。これに伴い、同郡で流行宣言を発令した。
同局によると、20日から23日かけて死亡した豚の血液などをサンプル検査したところ、立て続けにASFが発見されたという。
流行宣言が発令されたことで、同郡の養豚場は他地域への豚製品の移動が禁じられた。
また、同局は野生の豚やイノシシが死体となって見つかった場合は即座に通報するよう呼びかけた。
ASFは人間には感染しないが、一旦発生すると養豚場の豚に広がり、経済的影響が大きくなる。
ASFはサバ州やサラワク州でも今年に入って流行し、依然として収束していない。