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マレーシアの航空会社バティック・エア(Batik Air)は10月12日、クアラルンプール国際空港(KLIA)からサウジアラビアのジッダに向かう予定だった便を、安全上の懸念から欠航したと発表した。中東地域で続く紛争を受けた予防措置で、乗客と乗務員の安全を最優先に判断したとしている。
欠航となったのは、12日午後7時25分にKLIAを出発し、ジッダのキング・アブドゥルアジーズ国際空港(King Abdulaziz International Airport)に向かう予定だったOD701便。
同社は、刻々と変化する現地情勢を評価した結果、運航を取りやめることを決定したと説明。影響を受けた乗客については、次に利用可能な便への振り替えを行い、登録された連絡先を通じて変更内容を通知するとしている。
また、航空当局や空港運営会社などの関係機関と連携し、紛争が航空便の運航に及ぼす影響を引き続き監視する。利用者には、同社の公式ウェブサイトやSNSで最新の運航情報を確認するよう呼びかけている。
今回の欠航に先立ち、モハマド・ハサン外相は同日、サウジアラビアの首都リヤドにあるキング・ハーリド国際空港(King Khalid International Airport)で死者を伴う攻撃が発生したことを受け、マレーシア国民に対し、イスラム教の小巡礼「ウムラ」を目的とする同国への渡航を一時的に延期するよう勧告していた。
中東地域の安全情勢が不安定化する中、マレーシアとサウジアラビアを結ぶ航空便へのさらなる影響が懸念されている。