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マレーシア保健省は14日、今年に入ってからのデング熱感染者数が前年同期比で27%増加したと発表した。特にサバ州やペラ州、セランゴール州などで感染拡大が顕著となっており、当局は蚊の繁殖防止対策の徹底を呼びかけている。
ズルキフリ・アフマド保健相によると、2026年1月から6月7日までに報告されたデング熱感染者数は4万4,000人を超え、前年同期を大きく上回った。死亡者数も増加傾向にあり、保健当局は警戒を強めている。
州別ではサバ州が最も深刻な影響を受けている地域の一つとなっており、都市部だけでなく郊外地域でも感染が広がっているという。また、セランゴール州やクアラルンプール周辺でも依然として多くの感染例が報告されている。
保健省は、最近の降雨パターンの変化や高温多湿な気候が、デング熱を媒介するネッタイシマカの繁殖を助長している可能性があると分析。住宅周辺にたまった水の除去や定期的な清掃など、住民レベルでの予防対策が重要だとしている。
ズルキフリ保健相は、「デング熱は依然としてマレーシアの主要な公衆衛生上の課題である」と述べ、市民に対して早期受診と予防活動への協力を呼びかけた。