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マレーシアの首相府宗教問題担当相であるズルキフリ・ハサン氏は5日、ショッピングモールでイスラム教の金曜礼拝の実施を各州に呼びかけた。連邦直轄区で導入された取り組みが好評を得ていることを受け、全国への拡大を目指す考えを示した。
同氏によると、この取り組みは連邦直轄区イスラム宗教局(JAWI)と連邦直轄区イスラム宗教評議会(MAIWP)の協力により開始されたもので、現在はIOIシティモール、アラマンダ・ショッピングセンター、スリアKLCCなど複数の商業施設で金曜礼拝が行われている。また、他の商業施設への拡大に向けた協議も進められているという。
ズルキフリ氏は、「各州がこの取り組みに参加することを歓迎する。都市部を中心に、多くの州で前向きな反応が得られると期待している」と述べた。
マレーシアには現在、6,784以上の登録モスク、1,029以上の金曜礼拝実施スラウ(礼拝所)、18,000を超える一般スラウがあり、約11,000人のイマーム(礼拝指導者)が活動している。
同氏によれば、ショッピングモール側からも金曜礼拝用スラウの設置について問い合わせが相次いでおり、「礼拝施設を設けたモールは利用者が増え、施設全体の活気にもつながっている」と説明した。
さらに政府は、ショッピングモールに加え、交通ターミナルや空港、高速道路のサービスエリアなど公共施設にも金曜礼拝の実施場所を広げ、イスラム教徒が礼拝を行いやすい環境整備を進める方針だとしている。