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マレーシアのアンソニー・ローク運輸相は、建設が進む東海岸鉄道(ECRL)について、2029年の年間営業収入が約4億1,800万リンギに達するとの予測を明らかにした。また、政府はECRLの延伸計画や関連する交通インフラの整備に、総額2億5,000万リンギ以上の予算を承認した。
ECRLは、クランタン州コタバル(Kota Bharu)からトレンガヌ州、パハン州を経由し、セランゴール州のクラン港(Port Klang)方面を結ぶ大型鉄道プロジェクト。東海岸地域とクランバレーを結び、旅客輸送と貨物輸送の両方を担う計画だ。
ローク運輸相によると、2029年の年間営業収入の内訳は、旅客輸送が約2億400万リンギ、貨物輸送が約2億1,400万リンギとなる見通し。貨物輸送では、東海岸地域の産業拠点とクラン港を結ぶことで、物流の効率化や輸送コストの削減が期待されている。
一方、政府はECRLの延伸計画に加え、クランタン州コタバルの新たなバスターミナル整備など、東海岸地域の交通インフラ改善に向けた予算を承認した。鉄道とバスなどの公共交通機関の接続を強化し、住民の移動を便利にする狙いがある。
ECRLは、これまで道路交通への依存度が高かった東海岸地域の交通環境を大きく変える事業として注目されている。政府は鉄道網の整備を通じて、地域間の経済格差の縮小や観光・物流産業の活性化を目指している。
※写真はイメージです。