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マレーシアのアンソニー・ローク運輸相は10月17日、公共バスでの一部外国人乗客による迷惑行為を受け、外国人の利用を禁止すべきだとの声が上がっていることについて、国籍を理由に乗車を禁止することはできないとの考えを示した。
ローク運輸相は同日、ペナン州ジョージタウンで行われたラピッド・ペナンの電気バス導入式典後、記者団に対して発言。「マレーシアは外国人を排除する国ではない」と述べ、外国人の公共交通機関利用を一律に禁止することは現実的ではないと強調した。
今回の発言は、首都圏で運行するラピッドKL(Rapid KL)のバス車内で、一部の外国人乗客が子どもの着替えを行ったり、車内設備を損傷させたりしたとする投稿がSNS上で広がり、外国人の乗車禁止を求める声が上がったことを受けたもの。
一方、ローク運輸相は、国籍にかかわらず、公共の秩序を乱す行為には厳正に対処する方針を示した。迷惑行為や他の乗客に危害を及ぼす行為が確認された場合には、必要に応じて逮捕などの措置を取ることができると説明した。
また、全国のMRTやLRTの駅には補助警察官が配置されており、問題が発生した際には対応できる体制が整っているとした。バスの運転手も、迷惑行為などを警察に通報できるという。
ローク運輸相は、法改正の具体的な内容はまだ決まっていないとした上で、鉄道事業者に対し、監視カメラの増設や補助警察官による巡回の強化など、防犯対策を徹底するよう求めた。
※写真はイメージです。