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マレーシアのファーミ・ファジル通信相は10月19日、子どもの安全確保や過激派組織による悪用を防ぐため、オンラインゲームに本人確認と年齢確認の仕組みを導入することを検討していると明らかにした。世界的に人気のオンラインゲームプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」などが対象として想定されている。
政府が検討しているのは、電子本人確認(eKYC)と年齢確認の適用範囲をオンラインゲームにも拡大する措置。未成年者の利用に伴うリスクに加え、過激派やテロ組織がゲーム内の交流機能を悪用する可能性などを考慮する。
ファーミ通信相は、昨年からRoblox側と協議を進めており、同社は政府への協力に前向きな姿勢を示していると説明。今後は利用者の身元や年齢を確認する仕組みについて、導入の適切性を検討する方針だ。
通信相によると、政府は国家安全保障会議を通じて、こうした組織に悪用される恐れのあるプラットフォームを継続的に監視している。必要に応じて、マレーシア警察やマレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)が対応するという。
また、ファーミ通信相はインドネシア訪問中、同国の担当閣僚とSNS利用者の年齢制限について協議する予定であることも明らかにした。両国の規制制度の違いや共通する課題を踏まえ、プラットフォーム事業者への対応について意見交換する。
マレーシア政府は、子どもを有害なオンライン環境から守るため、SNSに加えてオンラインゲームでも安全対策を強化する方向で検討を進めている。なお、今回の発表は導入に向けた検討段階であり、具体的な実施時期や対象年齢などは明らかにされていない。