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アンワル・イブラヒム首相は18日、自身を再現したAIアバターを公開し、国民との新たなコミュニケーション手段として活用を始めた。国民から政策や行政運営に関する意見や提案を幅広く募り、デジタル技術を活用した双方向の対話を促進する狙いだ。
アンワル首相は、自身の公式フェイスブックで公開した動画を通じ、「AIアバターを試してみてほしい。質問や提案、考えを自由に寄せてほしい」と呼び掛けた。寄せられた意見は、政府の政策立案や行政サービスの改善に生かしたい考えを示した。
AIアバターは、首相本人の姿や音声を再現し、利用者からの質問に対してAIが回答する仕組み。政府は、特に若年層との接点を広げるほか、国民が政策について気軽に意見を発信できる環境づくりにつなげたいとしている。
アンワル首相は、AIは人間に代わるものではなく、国民との意思疎通をより円滑にするための補完的なツールとの考えを強調。「テクノロジーは人々を結び付けるために活用されるべきであり、国民の声に耳を傾ける姿勢は変わらない」と述べた。
マレーシア政府は、行政のデジタル化やAI活用を重点政策の一つに掲げており、公共サービスの効率化や国民とのコミュニケーション強化に向けた取り組みを進めている。今回のAIアバター導入も、その一環として位置付けられる。