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マレーシア政府は、クアラルンプール国際空港(KLIA)をはじめとする国際入国拠点の安全管理を強化する。内務省によると、政府は17項目の安全対策を承認し、このうち6項目を優先的に即時導入する。背景には、空港を経由した薬物密輸事件などを受け、入国管理や空港内の安全体制をさらに強化する必要性が高まっていることがある。
即時導入される対策の一つが、リスクに応じた重点的な検査だ。高リスクと判断された便、乗客、乗員、手荷物などを対象に、検査を強化する。また、航空会社の乗員や従業員、空港運営会社、地上業務会社、請負業者など、空港の制限区域にアクセスする関係者についても、電子審査や入場管理を厳格化する。
政府は、すべての乗客を一律に対象とするのではなく、リスクの高い対象を重点的に検査することで、空港利用者の利便性を維持しながら安全性を高める考えだ。
KLIAはマレーシア最大の国際空港であり、観光客やビジネス客だけでなく、貨物や航空関係者も大量に行き交う。今回の措置は、薬物密輸などの犯罪対策に加え、空港を経由するさまざまなリスクへの対応力を高める狙いがある。今後、17項目の対策が段階的に実施され、国際空港の警備・入国管理体制がさらに強化される見通しだ。