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マレーシア全国の入国管理システムで大規模な技術障害が発生し、国内各地の国境検問所で数万人規模の利用者が足止めされる混乱が起きた。
障害は23日午後6時半ごろに発生し、全国の入国審査システムが一時停止。空港や陸路、海路を含むほぼすべての入国ポイントで、コンピューターを使った手続きが約2時間にわたり利用できなくなった。
この影響で、入国管理官は手作業による審査対応を余儀なくされ、国内114カ所のチェックポイントの大半で長い列が発生。特にシンガポールとの国境に近いジョホール州では深刻な交通渋滞となり、通過までに3時間近くかかるケースも報告された。
当局によると、今回の障害は外国人だけでなくマレーシア人にも影響し、QRコードを使った入国システムや顔認証なども利用できなくなった。
政府関係者は「重大な混乱ではあったが、復旧までの時間は約2時間だった」と説明する一方、原因については現在調査中で、データセンターに対するサイバー攻撃の可能性も含めて検証を進めているとしている。
頻繁に国境を利用する旅行者からは、今年に入って同様の障害が複数回発生しているとの指摘もあり、再発防止に向けたバックアップ体制の強化を求める声が上がっている。
今回のトラブルは、マレーシアの入国管理システムの信頼性やインフラ整備の課題を浮き彫りにした形で、今後の改善策に注目が集まっている。