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マレーシアのジョホール州で10月20日、深刻化するヘイズを緩和するため、人工降雨を促す作業が実施された。インドネシアの森林・土地火災に伴う煙の流入が続く中、降雨によって大気中の汚染物質を減少させることを目指している。
作業の対象となったのは、バトゥ・パハ地区のヨン・ペンからクルアン地区のマチャップにかけての地域と、メルシンからコタ・ティンギにかけての地域。
人工降雨は、適切な気象条件の下で雲に物質を散布し、雨の形成を促す技術。降雨によって大気中の煙や微小粒子状物質を洗い流し、一時的に大気汚染を軽減する効果が期待される。
ジョホール州では、ヘイズの影響で学校の休校措置が取られるなど、住民生活にも影響が広がっている。特に子どもや高齢者、呼吸器疾患のある人への健康被害が懸念されている。
ただし、人工降雨の効果は雲の状態や湿度などの気象条件に左右されるほか、周辺地域から煙が流入し続けた場合には、大気汚染が再び悪化する可能性もある。
ヘイズの根本的な改善には、火災発生地域での消火活動と風向きの変化が重要となる。住民には引き続き、大気汚染指数(API)を確認し、汚染が深刻な場合には屋外活動を控えるなどの注意が求められる。