関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]

ケダ州政府は、ムダ・ダムなどの貯水量低下を受け、ダム周辺や集水域で人工降雨を実施するよう申請した。州水供給・環境委員会のモハマド・ユソフ・ザカリア委員長によると、ケダ州水資源局とムダ農業開発公社を通じて申請しており、国家災害管理庁が調整する。実施は近日中を予定しているが、具体的な日程は天候や準備状況を踏まえて決定されるという。
ムダ・ダムは、国内有数のコメ生産地であるMADA地域の農業用水を支える重要な水源。最新のデータでは、同ダムの水位は86.85メートルで、危険水位の86.90メートルを下回っている。貯水率も10.36%にとどまっている。
州政府は現時点でムダ・ダムからの放水を行わない方針。人工降雨によってダムの集水域に雨を降らせ、水資源の回復を目指す。
また、ケダ州のアニング・ダムの貯水率は45.81%、ペルリス州のティマ・タソ・ダムは33.31%となっており、北部地域の水不足が懸念されている。
人工降雨は、雨雲の中にヨウ化銀などの物質を散布して雨を降らせる「クラウドシーディング」と呼ばれる手法。マレーシアでは過去にも、ダムの貯水量回復や干ばつ対策を目的に実施されている。