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サラワク州セリアン地区で、深刻なヘイズを受けて発令されていた非常事態宣言が9月7日、解除された。大気汚染指数(API)が「危険」水準を下回るなど、大気の状態が改善したことを受けた措置となる。
セリアンでは、インドネシア・カリマンタンで発生した森林・土地火災による煙が流れ込み、大気汚染が急速に悪化。9月4日にはAPIが519まで上昇し、非常事態宣言の基準となる500を超えたことから、国王スルタン・イブラヒムがアンワル首相らの助言を受け、同地区に非常事態を宣言していた。
非常事態の対象はセリアン地区を中心とする半径20キロの範囲で、住民には不要不急の外出を控えることなどが求められた。一方、スーパーマーケットやガソリンスタンド、銀行などの生活に不可欠なサービスは営業を継続していた。
その後、大気の状態が改善したことを受け、政府は非常事態を解除。ただし、サラワク州では依然として大気の状態が悪い地域があり、首相府はヘイズによる健康へのリスクがなくなったわけではないとしている。住民には引き続きAPIを確認し、必要に応じて屋外活動を控えるなどの対策が求められている。