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2026年6月12日に開幕するサッカーのFIFAワールドカップについて、マレーシアでの視聴方法が大きく変わる見通しとなった。これまで主に有料放送で観戦されてきた同大会だが、今大会では無料放送や配信サービスを通じて、全104試合の視聴が可能となる。
マレーシア通信・デジタル省のファミ・ファジル通信相によると、全試合はRadio Televisyen Malaysia(RTM)のテレビ放送および配信サービス「RTMKlik」、さらに通信大手のUnifi TVを通じて提供される。
今回の特徴は、長年ワールドカップ中継を担ってきた有料放送大手のAstroが主要放映権を確保できなかった点にある。一方で、視聴環境の多様化により、従来とは異なる形で大会を楽しめるようになる。
① 無料デジタル放送「MyTV」
地上デジタル放送を通じて、RTMの「TV1」「TV2」「TV Okey」「RTM Sports」などで試合を視聴可能。新型テレビではアンテナ接続のみ、旧型テレビでは専用デコーダー(MyTVボックス)が必要となる。なお、RTMは2026年7月以降、Astroでの放送を終了する予定。
② 無料配信「RTMKlik」
スマートフォンやAndroid TVで利用可能な公式アプリで、全104試合のライブ配信が見込まれる。Chromecast機能に対応しており、テレビへの投影も可能。
③ 政府アプリ「MyGOV Malaysia」
MyGOV Malaysiaを通じても視聴可能。利用にはデジタル認証「MyDigital ID」への登録が必要で、RTMのチャンネル配信を視聴できる。
④ 有料配信「Unifi TV」
フルシーズンパス(60リンギ、既存ユーザーは50リンギ)や1日パス(20リンギ)を提供。加入者以外でも利用できる柔軟な料金体系が特徴。
⑤ YouTube(ハイライト)
ライブ配信は行われない見通しだが、FIFA公式YouTubeチャンネルで試合ハイライトや最新情報を視聴できる。
大会期間は7月19日の決勝戦まで約5週間にわたり、マレーシア国内でも各地の飲食店やスポーツバーでパブリックビューイングが開催される見通し。サッカーファンにとっては、テレビやスマートフォンを通じて世界最高峰の舞台を楽しめる夏となりそうだ。