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マレーシアで皮膚がん増加 紫外線リスクに警鐘、対策強化求める声

マレーシアで皮膚がん増加 紫外線リスクに警鐘、対策強化求める声

2026.05.08 マレーシアニュース

マレーシアで皮膚がんの発生件数が増加していることを受け、専門家が紫外線(UV)対策の重要性を強く訴えている。
マレーシアの皮膚がん症例は過去10年間で約40%増加しており、主な原因は長年にわたる紫外線の蓄積的な影響とされる。マレーシア国立がん登録のデータでは、全体の70~95%が紫外線によるダメージに起因すると分析されている。

専門家は「皮膚がんは世界で最も一般的ながんの一つであり、マレーシアでも増加傾向が続いている」と指摘。特に、基底細胞がんや扁平上皮がんといったタイプが多いという。 

特に注意が必要なのは、屋外作業者や子ども、皮膚のメラニン量が少ない人、過去に皮膚がんを発症した人などだ。子どもの頃の強い日焼けは、将来の発症リスクを高める要因になるとされる。

一方で専門家は、紫外線はビタミンD生成に必要な側面もあると指摘し、「過剰な曝露」と「不足」の両方が問題となる“二重の課題”が存在すると説明している。都市化や屋内中心の生活により、日光不足に陥る人も少なくないという。

こうした状況を受け、専門家は正しい日光との付き合い方を社会全体で共有する必要があると強調。外出時にはSPF30以上の日焼け止めの使用、帽子や日傘の活用、日中の強い日差しを避ける行動など、基本的な対策の徹底を呼びかけている。

マレーシアでは皮膚がんは欧米ほど多くはないとされるものの、確実に増加していることから、今後は啓発活動や予防対策の強化が重要な課題となりそうだ。

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