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セランゴール州プチョンの鶏肉加工施設で、イスラム教のハラル基準に違反する方法で鶏が処理されていた疑いが浮上し、当局が約6.5トンの鶏肉を押収した。
警察やセランゴール州イスラム宗教局(JAIS)などは10月30日、プチョンのカンポン・スリ・アマン・ヒリル(Kampung Sri Aman Hilir)にある施設を合同で捜索した。
警察によると、この施設では鶏を食肉処理する前に電気で気絶させる工程で、規定を大幅に超える電圧が使用されていた疑いがある。JAISの基準では10ボルト未満とされているが、現場では60ボルトと130ボルトが使用されていたという。
このため、鶏がイスラム教の規定に従って食肉処理される前に死亡していた可能性があり、ハラル基準への適合性が問題となっている。
施設は1日4万羽以上を処理できる能力があり、加工された鶏肉はダマンサラ、バンギ、プチョン、チェラス、プトラジャヤなどの飲食店や食料品店に出荷されていたとみられる。
当局は約6,555キロ、8万5,400リンギ相当の鶏肉を押収したほか、有効な渡航書類を持たない疑いでバングラデシュ人従業員12人を逮捕した。
マレーシアイスラム開発局(JAKIM)は、過去にも同施設に対して処理方法の改善を求めていたという。
警察は現在、施設の運営実態や鶏肉の流通先を調査しており、違反が確認された場合には関係法令に基づいて対応する方針だ。