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マレーシア東海岸の国立大学であるマレーシア・トレンガヌ大学(UMT)は、2027年版のQS世界大学ランキングにおいて、順位帯を前年の801~850位から701~710位へと引き上げ、過去最高の評価を記録するとともに、世界の大学の上位47%に入った。
UMTのモハド・イブラヒム学長は、今回の順位上昇について、学術的卓越性や研究力、国際連携、持続可能性への取り組みが国際的に評価された結果だと述べ、教職員や学生、卒業生、産業界との連携が大きく寄与したと強調した。
特に研究分野では「教員1人当たりの論文被引用数」で高い評価を受け、159.5件と世界中央値を大きく上回る実績を示し、国内でも上位に入る水準となったほか、評価期間中に6,900本以上の論文を発表し、累計で10万件を超える引用を獲得するなど、国際的な研究影響力の高さが際立った。
また、同大学が強みとする海洋科学や水産、環境分野を中心とした取り組みはサステナビリティ指標でも高く評価され、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献でも存在感を示した。
さらに、卒業生の就職率は92.1%に達し、産業界のニーズに応える人材育成の成果も評価項目の一つとなった。UMTは今後も研究・イノベーションの強化と国際的な連携拡大を進める方針で、マレーシアの高等教育全体でもマラヤ大学が世界56位に入るなど競争力向上が続いており、同国の大学は東南アジアにおける教育・研究拠点としての地位を一段と高めている。