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マレーシア財務省は29日、7月30日から8月5日までの1週間、ガソリン「RON97」と補助金対象外の「RON95」、軽油(ディーゼル)の小売価格を、それぞれ1リットル当たり20セン引き上げると発表した。
値上げ後の価格は、RON97が4.40リンギで、これまでの4.20リンギから20セン上昇。補助金なしのRON95は3.62リンギから3.82リンギに、軽油は4.42リンギから4.62リンギに引き上げられる。
一方、対象者向けの補助金付き燃料価格は据え置かれ、RON95は1リットル当たり1.99リンギ、軽油は2.10リンギとなる。
今回の価格改定は、世界の原油市場の動向を反映したもの。財務省によると、米国とイランの間で続く紛争を背景に、北海ブレント原油価格は一時1バレル=96米ドルまで上昇し、約6週間ぶりの高値を記録した。
財務省は、紛争が最終的な解決に至らない限り、石油製品価格は今後も世界情勢の影響を受け、不安定な動きが続く可能性があると指摘。中東での紛争を受け、複数の主要国では緊急石油備蓄も減少しているとし、今後、備蓄の補充が原油価格へのさらなる上昇圧力となる可能性にも言及した。