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マレーシアは、スイスの経営開発研究所(IMD)が発表した2026年版「世界競争力ランキング(World Competitiveness Ranking)」で、前年の23位から8ランク上昇し、70カ国・地域中15位となった。近年で最高順位となり、経済改革や投資誘致策の成果が国際的に評価された形だ。
同ランキングは、「経済パフォーマンス」「政府効率性」「企業効率性」「インフラ」の4分野を総合的に評価するもので、各国・地域の競争力を測る代表的な国際指標として知られている。マレーシアは2024年に34位まで順位を落としたものの、2025年には23位へ11ランク上昇し、2026年はさらに8ランク順位を伸ばした。わずか2年間で19ランク上昇したことになる。
今回の順位上昇について、マレーシア政府は経済回復の進展や投資環境改善に向けた各種改革、企業活動の活性化などが評価された結果とみている。近年は外国直接投資(FDI)の誘致強化やデジタル化推進、産業高度化政策などを積極的に進めてきた。
マレーシアは政府が掲げる「2033年までに世界トップ12の競争力国家入り」という目標に向けて前進した形となった。一方で、専門家からは研究開発投資の拡大や生産性向上、人材育成の強化などを継続し、現在の上昇基調を持続させることが重要との指摘も出ている。