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マレーシアの高等教育分野が国際的な評価を高めている。高等教育相のザンブリー・カディル氏は、最新のアジア大学ランキングで国内大学が好成績を収めたことを受け、「マレーシアは世界的な教育拠点として着実に地位を確立しつつある」との見解を示した。
同氏によると、マレーシアの大学は研究力、国際化、産業界との連携といった分野で評価を高めており、近年はアジアのみならず中東やアフリカからの留学生も増加している。こうした成果は、政府と大学が一体となって進めてきた教育の質向上策の結果だという。
政府は現在、「高等教育の国際化」を重要政策に掲げ、海外から優秀な学生や研究者を呼び込むことで、教育・研究の国際競争力強化を図っている。また、海外大学との共同研究や学術交流の拡大にも力を入れている。
マレーシアは英語による授業が広く提供されていることに加え、比較的低廉な学費や生活費、多文化社会という特長を背景に、留学先としての魅力を高めている。
国内には、マラヤ大学(Universiti Malaya)、マレーシア国民大学(Universiti Kebangsaan Malaysia)、マレーシア・プトラ大学(Universiti Putra Malaysia)、マレーシア理科大学(Universiti Sains Malaysia)など、国際ランキングで評価を高める大学が複数存在する。これらの大学群の存在が、同国の教育競争力を支える重要な要素となっている。
政府は2030年に向け、マレーシアをアジア有数の高等教育拠点へと発展させる目標を掲げており、今後も研究力の強化やデジタル教育への投資を通じて、世界から人材が集まる教育ハブとしての地位確立を目指す方針だ。